中国のコーヒー事情

中国では美味しいコーヒーが飲めないといのは
昔からよく耳にすることですが、最近はそうでもありません。
特に上海等では、日本と変わらない頻度ですぐカフェを見つけられます。
当然外資系の大手カフェや、小さくても日本人または欧米人経営のカフェが多いので、
不味いなんてこともありません。
ビーンズコーヒー、コーヒー館、ウエシマコーヒー等等
。
味は別にして、最近最も目に付くのは日本でもお馴染みのスターバックス。
新天地という上海最大のオシャレスポットに早々に出店したころから
新店ラッシュが始まったようですが、半年程前に上海だけで70店舗超という話
だったので、勢いを考えると100は超えているかもしれません。
ドトール等の日系が中国にないのは残念ですが、
モスバーガーは日本と同様の2等地戦略を掲げましたが、失敗し撤退しました。
これは中国では、2等地はあくまで2等地である由縁にあります。
日本では、大通りを一本外れたちょっと狭い路地等にオシャレな店が
密集していたりして、若者のスポット的な場所もあります。
しかし、中国では、大通りを一つ外れると人もいないし、
店もないという状況が当たり前です。
これは中国人の嗜好にもつながるので、なかなか改善されないと思われます。
つまり、「買い物は大通り」、なのです。
これは、資本力のある企業が優位に立つことを意味します。
スターバックスは、外資系の企業が入っているオフィスビルを中心に、
あちこちに出店されています。
まだ他のテナントが全く決まっていない未完成のビルの中で、
すでに堂々とスターバックスの店舗が完成していることもあります。
これはまさに資本力と政治力の賜物です。
発展途上の中国では無作為にビジネスが乱立しているようにも思えますが、
資金力を有する者が勝つビジネスモデルほど早く崩壊することはないので、
中国の優秀な指導者がそれに気付き、何らかの策を打って出てくることは、
近い将来ほぼ間違いないと思われます。
現在のカフェの客層は外国人が比較的多く、非常に賑わっています。
その他にも中国人も増加傾向にあり、
新天地のスタバではお坊さんがコーヒーを飲んでいたりもする。
要するに客層が非常に広く、出店戦略が当たっているのです。
客入りの雰囲気も含めて、日本よりも若干洗練された感じがする店舗も
非常に多くなってきているのだ。
ある北京のスタバでは新商品のスイーツの試食を行っていた。
従業員が一席ずつ回って試食を依頼し丁寧に感想を聞く。
そこには鉛の入ったおもちゃや著作権を無視する人間とは別国の
スタイリッシュさがある。
上海咖啡情報